野菜は痩せるけど、例外的に根菜類は太る…と言われていますね。
しかし、根菜類は体を温める、冷え性に良い、食物繊維が豊富…などなど一般的にダイエットにも効果のある食材とされており、結局、根菜類は太るのか痩せるのか、ダイエットに効果があるのかないのか、疑問に思っている人が多いようです。
そこで、下記の疑問に答えます。
- 根菜類とは?
- 根菜類は太るのか痩せるのか?
- 根菜類は野菜なのになぜ太る?
- 根菜類は太るのになぜダイエットに効果的なのか?
- 根菜類を食生活にどう取り入れれば太らないのか?
というわけで、本記事のテーマは、下記のとおりです。
根菜類は太りますがそもそも痩せる食材なんてありませんよ!
本記事では「根菜類は太るって言われているけど、どうしてダイエットにも効果的と言われるのか分からないよ…教えて!」という方に向けて書いています。
この記事を読むことで、「根菜類で太ることなくダイエット効果を得る」までをイメージできるようになると思います。
「根菜類は大好きだけど、太るしなー」と以前までは感じていましたが、根菜類も食生活に上手に取り入れて太ることなくダイエット効果を得られている私が記事を執筆します。
それでは、さっそく見ていきましょう。
根菜類とは?
根菜類とは、土の中で成長する根、茎、葉のことで、その中でも食べられる野菜のことをいいます。
根の部分を食べている根菜類は、山芋、にんじん、さつまいも、ごぼう、大根、かぶなどです。
一方で、茎の部分を食べている根菜類は、里芋、れんこん、じゃがいもなどです。
なお、土の中で成長する野菜全てが根菜類ではない点も覚えておきましょう。
特に、たまねぎやブロッコリーなどは、確かに土の中で成長しますが、根菜類ではありません。
ちなみに、たまねぎやブロッコリーなどは、葉茎菜類というジャンルに分類されます。
根菜類は太るのか痩せるのか?
根菜類は太ります。
しかし、根菜類を食べると太る!と断言するのはナンセンスです。
なぜなら、根菜類を食べれば痩せる!という逆の主張にも一家言あるからです。
もしかしたら、根菜類ダイエットが流行る時代が来るかもしれません。
というわけで、私の主張は下記のとおり一貫しています。
糖質を意識して食べる順番を守りながら、毎日の体組成計でのチェックを欠かさず、自分に合う食生活を確立・継続する。
この主張をみなさんに具体的に伝えるために本ブログが存在するといっても過言ではありません。
よって、無為無策に根菜類を食べれば太りますし、工夫しながら根菜類を食べることで痩せながら体を強くすることも十分可能です。
根菜類との付き合い方
実践例として、私のランチです。
職場のデスクで食べる私の何気ない日常風景ですが、パンに肉じゃがでした。
正直、妻や母に食べる順番や糖質のことを話していてもどうしても理解されない場合もあります。
そういう時は、上記のようにじゃがいもだけ残す!
食品ロスの観点ではNGかもですが、この決断が必要なケースもあると考えています。
実際、名著医者が教える食事術 最強の教科書において、著者の牧田善二医師も場合によっては残すという選択肢も推奨しています。
家族との折り合いを付けながら、随時対応していくことも大切です。
今回は根菜類であるじゃがいもを残すという例となってしまいすっかり根菜類がヒールになってしまいました。
しかし、ここで重要なのは、肉じゃがを食べるなら、パンは残すし、パンを食べるなら肉じゃがは残さざるを得ないということです。
今回は、私はパンを選択したので、じゃがいもは残しました。
根菜類は糖質ですので、パンという糖質とじゃがいもという糖質の掛け算は避けるべきなのです。
根菜類は野菜なのになぜ太る?
それは、根菜類は野菜の割に糖質が多く含まれているからです。
そもそも、食べる順番の原則は、野菜、たんぱく質、糖質の順番でしたね。

この順番にすることで、現代人がどうしても摂取過多に陥りがちな糖質をセーブするというのが基本戦略なわけです。
よって、極端に言えば、野菜はたくさん食べてokなわけです。
しかし、その例外が根菜類なのです。
なぜなら、根菜類には糖質が多く含まれているためです。
糖質は血糖値を上昇させて、太る原因になります。
とはいえ難しく考える必要はありません。
根菜類は糖質に分類して、食べる順番のラストに持っていけば良いのです。
シンプルですね。
根菜類は太るのになぜダイエットに効果的なのか?
食べる順番では、糖質が太るからと言って、決してその栄養価を否定しているわけではありません。
糖質は食物繊維が豊富なため善玉菌のエサとなって相乗効果を得やすいというのは、本ブログでは何度もお話ししていることです。
そうした糖質の中でも、根菜類の食物繊維量は圧倒的です。
この食物繊維量こそ、根菜類がダイエットに効果的とされている理由なのです。
根菜類を食生活にどう取り入れれば太らないのか?
根菜類を野菜として考えるのではなく、ご飯やパンの代わりになる食材と考えれば太ることはありません。
つまり、今日は根菜類を食べるからご飯は少なめに炊くという発想の転換をしましょう。
なお、根菜類とは、山芋、にんじん、さつまいも、ごぼう、大根、かぶ、里芋、れんこん、じゃがいもなどを指します。
これらの食材は、スープの具材としてピッタリです。
根菜類を丸々使った豚汁などは、料理スキルも必要なく誰でも作れますからおすすめです。
このように、野菜サラダと豚汁、食後にコーヒーとデザートを付ければ、立派な献立となります。
確かに、根菜類は太るのでは?と気になる人もいるかもしれません。
しかし、私たちが押さえるべき点は、糖質量を意識したうえで、その食材の特徴を生かした充実の食生活です。
食材である以上、食べれば太るわけですから、食べる順番を体が喜んで受け入れられるよう献立を工夫するのです。
そのためには、根菜類を糖質と認識して日々の食生活に取り入れていけば、根菜類を食べても太る心配はありません。
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