御金神社の歴史から探る福財布の凄い効果

行楽シーズン、京都の朝は早い。

まだ9時台だが、お守りを頂ける場所の前では、受付待ちの人が長い列を作っていた。

御金神社の歴史から探る福財布の凄い効果

どうしてこんなに並んでいるのか気になったので、並んでいる人にそのわけを聞いてみた。

「こちらの財布を受け取ると金運が凄いんです!」とのこと。

初めて参拝した人らしいが、この人の熱意、目が完全に¥マークだ…

うん…確かにこの神社、凄い金運効果があるのだろなとその人の熱意からもうかがえる。

奉納絵馬の数に歴史の厚み

その人の熱意にも驚いたが、それ以上に私の目をとめたのは、奉納絵馬の数である。

絵馬掛けとなっている長い木の壁には掛けきれないのか、本殿脇に山のように積み上げられていた。

その数に圧倒されながら、私は書かれた文字を読んでみた。

「お金が貯まりますように」

「借金が早く完済できますように」

「宝くじが当たりますように」

と言った願いの言葉が多かったが、

「たくさんのご利益をありがとうございます!!」

「収入 up ありがとうございます!!」

といった感謝の言葉も、ちらほら目につく。

とにかく黄金!

金色色に輝く鳥居が私の目をくぎ付けにする。

屋根瓦の一つ一つにまで金という文字が刻まれている。

おいおい、どんだけ「金」なんだ…と思った矢先、拝殿の鈴緒も金色ときた。

極めつけは、狛犬の目も金色である。

参ったなこりゃ、私の目まで¥マークになってしまいそうだ。

黄金の歴史に彩られるかと思いきや

金運アップの聖地にふさわしいビジュアルだ。

しかし、意外なことに本来、御金神社とは金山毘古神を祀る神社なのだ。

その御神徳は、鉱山を守り、その採掘から精錬など金属に関わる全てを司るというものである。

金山毘古神とは、刀鍛冶のほかすきやくわなどの農機具、金属加工の業者などに信仰されてきた神様である。

だが、近年ではそのお金を生むご神徳にあやかり、商売を営む人に信仰される歴史を歩んできた。

そして最近では、資産運用や証券取引の成功を祈願する人々、さらには、宝くじの当選や競輪競馬の必勝を願う人までが参拝するようになったというわけだ。

私も欲しい福財布

参拝者の目的は、何といっても、金色色に輝く福財布である。

当初は銀行通帳や新札などの大切なものを保管する袋として作られたという。

しかし、そこから転じて、抽選前の宝くじを入れて当選をしたという話が広まり、人気が沸騰した。

今では宝くじの保管袋として用いる人がとても多いと言う。

ちなみに本殿裏のイチョウは、ご神木で絵馬のモチーフにもなっている。

その黄色い落ち葉は、御金神社のシンボルマークなのだろう。

イチョウの葉が落ちた後は、木のてっぺん付近の枝が二匹の龍に見えるという噂もある。

よし、次回は落ち葉の季節にに参拝してみよう!

すっかり¥マークになった私は、心に固く誓って神社を後にしたのだった。

お守りたちにパワーを与える御由緒

最後に「福財布」をはじめとしたお守りたちにパワーを与えるルーツを確認しておこう。

主祭神は、金山彦神、天照大神、月読神である。

由緒は、明治16年、1883年、美濃、現在の岐阜県の南宮大社のご祭神である金山彦神をお祀りし、現在の社名で社殿を造営した。

現在でも「金神様」の愛称で親しまれ、氏子と崇敬者が後を絶たない。

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