宝禄稲荷神社へ外れくじを納めてリベンジを祈願すべし!

ハズレの宝くじを納めて祈る一風変わった作法が伝わる神社がある。

それが新宿区の大久保通り沿いに鎮座する宝禄稲荷神社だ。

運命の逆転をもたらす宝禄稲荷伝説

それはこんな伝説に由来する。

宝暦の頃(江戸中期)、ある富くじにハマる百姓がいた。

ある日、その百姓は、妻がせっせと貯めた小銭を見つけ、早速江戸の町に富くじを買いに意気揚々と出かけた。

「こいつを元手に一発当ててやる!」

と目論むも案の定、一文無しになってしまった。

重い足取りで牛込の坂を登っているとちょうど上り詰めたあたりに小さな神社があった。

一休みしながら財布を見ると、捨てられずに残ったはずれくじがあった。

こいつが妻に見つかっては一大事!

神社の前にはずれくじを置き、いつかは妻に楽をさせたいと祈願した。

そして後日、小銭を手にした男はまた懲りずに富くじを買いに出かけた。

しかし今度は何かが違った。

男は何と一番くじを引きあて、その後もやることなすことラッキー続きであった。

一家は、幸せになったという。

そして、神社にお礼を申し上げ立派な神社を建てた。

その後、この話を聞いて参拝した者たちの間で宝禄稲荷と呼ばれるようになり、現代の我々もはずれくじ置いて祈るようになったという。

こうして今日も宝禄稲荷神社には、宝くじやギャンブルの祈願する人、あるいは受験合格や選挙当選を願う者たちが参拝し、密かにはずれくじなどを置いていくそうだ。

当社は地域の保存会によって保持されているが、毎年5月22日の宝禄祭には本社にあたる穴八幡宮の神職を招きハズレくじ供養も行われる。

加えてこの日は、「宝禄稲荷勝運札」と「同廣前祈祷之符」も頒布され、全国から参拝者が訪れる。

宝禄稲荷神社への祈願には作法がある!

なお、祈願作法のポイントは、次のとおりだ。

  1. 「勝運札」か「祈祷之符」を求める
  2. 宝くじとともに乾(北西)の方角に安置して祈願する
  3. 当たったらなおのこと、外れてもくじを神社に納めてねんごろに供養していただく

当然と言えば当然だが、効果の可否を問わず、お礼参りというのは大切だということを再認識させられる。

宝禄稲荷神社では御朱印は取扱無し【お守りの購入はOK】

御朱印は取扱がないのが現状だ。

しかし、遠方からのハズレくじの送付、お守りの購入なども受け付けている。

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