伏見稲荷大社の隠れスポットはどんなところ?

伏見稲荷大社にキャッチフレーズをつけるなら、「ご利益のワンダーランドでお山しよう!」となるだろう。

お山?ワンダーランド?…と疑問に思うだろう。

伏見稲荷大社の隠れスポットは不思議な伝説が多く、隠れスポットが数多く存在するのだ。

以下、解説していく。

伏見稲荷大社の隠れスポットはどんなところ?

伏見稲荷大社であるが、言わずと知れた全国にある「お稲荷さん」の総本社として有名である。

ルーツは、京都市の南、東山連峰の南端に位置する稲荷山を神体山とするとても古い神社だ。

人々が気軽に訪れる場所

多くの古い神社は、神々のおわす山を神聖視して人を遠ざける傾向にあるが、稲荷山は異なる。

古くから人々が山に分け入ることを歓迎し、人々は、杉の小枝から土くれに至るまで神の霊が宿る「しるし」として持ち帰っていた。

というわけで、稲荷山は、お高く留まらず、敷居が低く、庶民に愛され崇められたお山といえる。

まずもって、この点だけでも隠れスポットといってよい。

「石」に宿る霊験信仰

しかもその霊験信仰は、今も現役である。

稲荷山を登ることを「お山」するというのだ。

麓の御本殿でお参りを済ませたら、早速お山してみるとよい。

公式ルートを辿れば、全長約4kmの道のりだが、大人の足で2時間あれば踏破可能だ。

かの有名な千本鳥居は、これから我々が感じる不思議体験への通過儀礼といってもよい。

「お山」する中で我々を驚かせるのは、神の名前が刻まれた石と、そこに備えられた多数の奉納鳥居である。

その奉納鳥居には、個々に独自の神の名前が付けられているが、それは稲荷山と人々を媒介する民間宗教者によって告げられた守護神の名前である。

そこに守護神を得た人が石に神の名前を刻んで祀り、さらにその神の名前が刻まれた石と結縁した人たちが「お山」して、商売繁盛や病気平癒、事業の成功などを祈ることで、あの独特の景観ができていったと考えられている。

この独特の感じは、訪れてみないとわからないかもしれないが、間違いなく隠れスポットの一つだ。ぜひ体感してみてほしい。

創建の歴史

伏見稲荷の主祭神は、「ウカの御霊」の意味である。

「ウカ」とは、食物を表す。

意外かもしれないが、稲荷大神は穀物の神をルーツとしているのだ。

そこから富や財産をもたらす神へ、そして商売繁盛の神へと御神徳が拡大していった。

この点を知った我々は、歴史年表上の隠れスポットを訪れることができたといってもよい。

「しるしの杉」と「達成のかぎ」

その御利益のシンボルとして有名なのが、神の使いである狐像が加えている鍵と宝珠だ。

つまり、宝の蔵の扉を開ける鍵と自分の思いどおりに願いを叶えることができる宝の珠である。

そんな稲荷大神と結縁するアイテムは、2月初午の大祭で頒布される「しるしの杉」と「達成のかぎ」である。

特に「しるしの杉」は、古来大神の神霊が宿るとされる杉の小枝を御札にしたものである。

霊験が凄いので、筆者も欲しくてたまらない。

深い歴史に裏打ちされたお守りの数々

お守りは、「厄除守」、「特別守」、「稲荷守」、「商売繁盛守」、「福銭守」などがある。

これらのお守りにパワーを与えているのは、ご祭神「稲荷大神」である。

由緒は、秦氏の遠祖が餅を的にして矢を射ったところ、餅が白鳥に変わったという。

そして、この白鳥が山に降り立ち、稲穂が実ったので、あーめでたいと「稲成り」を社名とした。

その後、その子孫が神社の木を自宅のそばに植えて祀ったことに始まるとされている。

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